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日本にいた時は、何回も点滴を受け、毎回の検診でも「異常」の連続だったのですから。

米国に来て、間もないのに、検診で「異常なし」と出るなんて初めてのことで、最初は半信半疑だった。
本当に不思議なことに、その日以来、精神不安の状態になるようなことはなく、検診も「異常」が出ることはありませんでした。

 

わたしの主治医でもある院長先生は、アメリカ人だが、意思疎通を図る方法はもちろん英語である。完璧じゃないけど、わたしは身振りを使って英語で会話するのもとても好きだったので、あまりにも不思議なことだったからこそ、これまでの過程を院長先生に自然に全て正直にお話したのです。

院長先生は、

「今回、異常がなかったというのは、お母さんが米国に来て、とてもリラックス出来ているからなのですよ。だから、お腹の赤ちゃんもリラックスできるんです。リラックスは健康にしていくために、とても必要なことなのです。あなたの場合は、日本よりも米国での環境のほうが体に合っているのではないでしょうか。あなたはラッキーですよ。米国に来て正解ですよ。」


その院長先生のお言葉に驚くと共に感動を覚え、車の中で、大泣きしてしまいました。

”夢じゃなくて現実なんだ”と、真の幸せを味わえました。そして、人生の中でも、とても貴重な経験ができたこと、それが宝物の一つになったことを、「わたしの神さま」にたくさん感謝し、心でお礼をし、母子とも状態が回復し安定してきたので、安心して帰国するときがきました。

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